6月27日にインターフェックスジャパンに行って来ました。

インターフェックスジャパンは医薬・化粧品・洗剤を製造・研究するための機器・システム・技術が一堂に出展する日本最大の専門技術展で、クリーン関係の資材、粉体計測機器等も展示されている展示会です。

クリーン技術というとクリーンという文字がないと関係がないと思われる方は多いようですが、実は細かく調べて行くとゴミ・異物の検出や除去には各業界とも大変苦労している様で、上記の医薬品製造、化粧品製造、洗剤製造等々でも大きくクローズアップされている問題です。

不思議なもので、各業界では業界内のみで通用する常識という様なものがあり、業界が異なるとその常識も大きく変わってしまうようです。

皆さんも是非他の業界の関連ある展示会に一度足を運ばれることをお勧め致します。自分たちが常識だと思っていたことが実は業界内だけであったり、他の業界では既に常識となっていることが自分たちのいる業界では常識となっていない等々、大変参考になります。

小生は以前から推進してきましたが、ロボットのカバー化がやっと進み始めたようです。ロボットはゴミを出さないと勝手に思われていたことが「ゴミを出す」という事にやっと気が付き始めたようです。

何れにしろ、製造現場で起きている事実をどれだけ拾い集められるかが異物対策の一つのポイントになっていることは間違えの無い事だと思います。